AH-D1100を使い続けてしばらく経ちますが、
相変わらず反響しているような
密閉型のデメリットを思いっきり教えてくれる状態です。


これはイヤーパッドの全面が密着しており
音の逃げ場が無いことによる現象だと私は解釈してます。
なぜならば、
ほんの少し一部分を耳から離すだけで、極わずかの隙間を作るだけで、
その目立つ反響感が一気に解消されるからです。
但し低音の量は減ります。



というわけで厚さ10ミリ程度の極普通なスポンジを
耳とイヤーパッドの間に挟んでみました。
イヤーパッドの最上部、そこから30ミリほどの位置までスポンジを挟む感じで。
内部の耳には触れない程度の長さと位置に抑えて固定します。


この場合、ただ単純に浮かせて隙間を作った時よりも
スポンジを挟むことによって音の逃げ量を調整し低音の減少が抑えられ、
なおかつ低音の適度な減少により高音も目立ってくれるため、
どノーマルよりは使い勝手のよい音バランスに落ち着いてくれました。
高音はDENONの高級機のような刺激が。
これならば、廉価版D5000って感じかもしれない。
やべーちょっとこれは面白いよ!



ただ、音漏れはかなり大きくなりますので注意。
遮音性もそれなりに悪くなります。
半開放型にするような処置なので仕方ないですね。