手持ちのヘッドホンの中で、K301XTRAの存在意義が本気でやばい。mh256の存在のせいで完全にいらない子になりかけてる。

K301XTRAの不満点として
・ボーカルは間に幕が入ったような感じで、悪い質ではないけど魅力として訴えてくるものがない。どこか物足りないことが多い。DJ1PROみたいに個性的な機種ならばその個性目当てに使うけれどもK301XTRAは無難機種だしなぁ……



・低音は量がわりと多いけれど超低域が薄い。 これで低域が締まってるとか魅力に溢れている低音なら低音ホンとしてかなり良い戦いをすると思うんだけども、ゆるくて量で主張してくるのにどこか軽いというなんとも微妙な……




・いろいろなレビューサイトで「使い方に困る」と言われているA2000Xでさえ、私にはとても大きな存在価値を見いだせたのに、使い始めてそろそろ半年になるこの機種は未だ発見できず。 まぁA2000Xは有名所のレビュー書くような、HD650をマンセーするような方々には合いにくいんだろうなとも思うけど……


私は「この曲を聴くならこのヘッドホンが合いそうだな〜」とか考えながらヘッドホンを使い分けたりするんですけども、K301XTRAとmh256は傾向が似ているので見事にカブる。両方とも無難機種。
しかしなんつーかあれですわ。 アルバナライブだったら好みの違いでまだ選択の余地があるけれど、mh256と比べると勝てるところが(ほとんど)ない。
つまり両機種を使い分けようとしたとき、mh256の方が良かったことは多々あるけれどもK301XTRAで聴いた方が良かったことは本当に少ない。


mh256とK301XTRAは「多くの音を書き分ける能力には多少の不満をもつところ」とか「音の響きの魅力さ」、「刺さらなくて綺麗、響きも悪くない高域」とかはほぼ同レベルだと思うんだ。 補足すると音の質感とかは別物だけど魅力の高さの度合いは同レベルってことね。

だけど全体の音のバランスというか配分というか。そういう最後のチューニング仕上げ的なところでmh256が何段か上を行ってる気がする。