私が音楽鑑賞をする場合、環境としてはiDAC-1が中心として核を担っています
で、このiDAC-1はPCと接続する場合

・コアキシャル(同軸)
・オプティカル (光)
・USB 

と、複数の選択肢があり、色々な方のレビュー記事などを参考にすると
同軸で接続するのがベターということになっています
で、ぶっちゃけ今まで、それぞれの出ている音の差は
「注意深く聴けば確かにちょっとだけ違うなぁ」という感じでした

まぁ何となく評判の良い同軸で繋げておいた方が精神衛生上も良いだろう
それにHiFaceもあるので、同軸を主体に繋げています。


【サブPCの音も使いたいとき】→Prodigy7.1XT
【音質重視】→HiFace
【候補外】→USB接続、オプティカル接続


オプティカルはケーブルがないので接続してません。

で、何気なしに件のTakStar PRO80で3種類を聞き比べしてみると、
それぞれの音の差がはっきり分かるぐらい強調されていたんです





iDAC-1(XLR出力)→C-2C→PRO80で『God knows...』を聴く場合、なんかこうなりました。

【高音の伸び】
HiFace ≒ Prodigy7.1XT > USB接続

【音のシャリ付きの痛さ】
Prodigy7.1XT > HiFace ≧ USB接続

【明瞭さ】
HiFace ≧ Prodigy7.1XT > USB接続 

【音の配置の把握しやすさ】
USB接続 >> HiFace ≒ Prodigy7.1XT 

【ボーカルの副旋律の聴き取りやすさ】
USB接続 >> HiFace ≒ Prodigy7.1XT  

【音の安定感】
 HiFace ≒ USB接続 > Prodigy7.1XT   

【バスドラムの主張具合】
 HiFace >  USB接続  ≧ Prodigy7.1XT    

【ボーカルの主張具合】
USB接続 > HiFace ≒ Prodigy7.1XT     






【Prodigy7.1XT】
音質を求めるなら微妙かもしれませんが
やはりこの3種類の中でダントツの利便性は捨てがたいです
ただし安定性はあまり良くなく、音飛びが稀にあり
ブラウザでファイル選択時の音が聞こえないくらいに
レイテンシ設定を最大にしても余裕がないです
これは音質重視の設定ですが、安定重視でも正直大差ないです

【HiFace】
バスドラムの躍動感がとても良いです
通常の作業で使う場合、商品のコンセプト的に仕方ないですが
音量調整に難が。
レイテンシは多少多めに設定されているようです。
普通のヘッドホンで聴くならこっちでいいんじゃないかな

【USB接続】
ぶっちゃけ想定外に良かったです
明瞭さは多少落ちますが
音のまとまり感が良い意味で安定性につながってます
PRO80は音が刺さりやすい機種なので
それを抑えたいような機種とか
明瞭さが高めな機種に向いているかも?
CDの音質差を一番聞き取りやすいです。


副旋律の聴き取りやすさは他のボーカル曲でも顕著です。
これは分離しすぎて気持ち悪い、とか何か変、といったことは無く
自然に聞き取りやすくなっています。 




USB接続で聴いてみると、平井堅のCDの音の良さに驚きました。
音が良いと漠然には思ってたけどこれほどとは。
けいおんの曲は初期楽曲しか知らない・持ってないけど
ハイハットの潰れが改善されたらかなりマシになりそうな気がします
なんか音に余裕が無いし。




まとめとして、iDAC-1はUSB接続と同軸接続で
単純な音の優劣は付けにくいんじゃないかと思ったってことです
多少の明瞭さを犠牲にしても、冷たさを軽減したいとか
柔らかい方が良いとかそういうときに。

C-2Cがクリア系の音なので余計にそう思っただけなのかもしれませんけどね。